キニナル

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松坂牛で有名な三重県は80年前に松茸の人工栽培を研究していたこと知ってました?

      2016/08/16


マツタケkini

1. マツタケとは


今から旬を迎える「松茸」は我が家にとっては立派な高級食材のひとつであり、国産松茸を口にできるのは早々ない貴重な食材でもあります。
香高く食感がよいと聞くものの椎茸とどう違うのだろう?なんて思ったりしませんか?

松茸とは、葉が針のように長い針葉樹の足元、主にアカマツと呼ばれる木の下に生えるキノコの一種なのです。
なるほど、松の下に生える茸っということでしょうか。

また、採取方法も難しいらしく、通常のキノコのように地面から顔を出して傘が開ききってしまうと香りが損なわれてしまうため、地面から約1cmでも顔をだしてきたら、こつこつと手でやさしく土を掘り松茸自体を傷つけないよう採取するのです。

地味に大変な作業ですね。
また、最盛期であった1940年代頃には約12,000トンの生産量があったものの、アカマツの減少などにより近年では約100トン前後まで減少してしまったようです。

生産量が少なくなったというのも松茸が高級化されていく原因でもあるのですね。




2. 松茸の歴史


そんな貴重な松茸ですが、いったい誰がどこでいつから食べられるようになったのでしょうか。
もともと日本人のキノコ文化は古く縄文時代から食用されていたそうです。

「日本書紀」にも天皇に献上された記録があり、「古今和歌集」では松茸に関する短歌が詠まれていました。
日本人は昔から松茸好きだったのが、よく分かりますね。

そんな松茸の産地といって思い出すのは、個人的に広島でしたが、H25林野庁のデータによると、
1位:長野、2位:岩手、3位:岡山の順になっていました。

しかも1位の長野県においては2位の岩手に対し、生産量が飛び抜いて多いことも分かりました。
長野県民のみなさまが羨ましい!近年の生産量ベスト10にも入ってない三重ですが、実は松茸に関する古い歴史が多く残っている県だったのです。

今からおよそ370年前の慶安時代に「伊賀山々松茸覚」という文書が残るほどこの近郊地域で多くの松茸が採取されていたそうです。

1900年に入っても三重県内の生産量は多く、伊賀をはじめ、伊勢、度会郡、桑名でも採取され、約80年前には松阪市で松茸の人工栽培を試みた記録が残っていました(伊勢新聞)未だに成功することができない松茸の人工栽培を、こんなにも前に着手していた三重県民に、松茸に対する愛を感じました。

3. 国産と外国産の違い


手間をかけ採取する高級な国産松茸となぜか安価で販売される外国産松茸の違いってあるのでしょうか?
まず外国産の松茸で輸入量が最も多い国が中国、次いでアメリカ・カナダ、トルコ、韓国となっています。

松茸の採取方法は国内と変わらないものの、鮮度が大事な松茸なので外国から輸入され家庭で調理されるまでの距離が長いと、やはり日本人が好む松茸の香りが少なく、風味がないと思われるようです。

多少の風味が損なわれても、松茸が味わえるなら外国産でも大きな問題はなさそうです。

4. おもしろ松茸レシピ


松茸といえば、土瓶蒸し、ホイル焼き、松茸ごはんが一般的ですよね。

やはりクックパットでも上位を占めるのは、この3者でした。その他のレシピを調べてみると、牛肉の代わりに松茸をつかう「松茸すきやき」や、魚介と松茸をたっぷりのガーリックオリープで調理した「松茸アヒージョ」、天ぷらでなくフライで頂く「松茸フライ」などがありました。

いつもの松茸料理とはちょっと変わったレシピをお求めの方、ぜひお試しくださいね。

また、お店などで松茸を選ぶときのポイントは、なるべく傘が開いていない、軸が乾燥していない物を選ぶのがベストですよ!

5. 三重県内で松茸が食べられるお店


昔は松茸の生産量も多かったといわれる桑名市多度町には日本料理「あたご」では9月上旬から松茸の会席コースがスタートします。

松茸のみならず旬な素材をつかった会席はこの時期しか味わえません。

また、このお店は「松茸料理屋」として創業したルーツある料理店なので、まちがいない一品を提供してくれるはずです。

また、津市美杉町にある「美杉リゾート」では、松茸すき焼き、松茸天ぷら、松茸茶碗蒸し、松茸吸い物、松茸ごはんの松茸料理5種と、国産ステーキ食べ放題90分バイキングで松茸三昧を味わえます!

ホテルと併設したレストランなのでゆっくりお風呂にでも入って、風光明媚な景色を堪能し、松茸の夢をみるぐらい思う存分お召し上がりください。

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